犬と歩こう in OKINAWA

愛犬と沖縄に37年の過去と現在

老犬介護ハーネスが欠かせない日々

  目次

 

寄る年波には勝てず

 

f:id:tamasurf:20200716104530j:plain

持ち上げてもらうのを待つサーフ 17歳オス

前回は老犬介護パンツでサーフの歩行を助けたお話でした。

それからおよそ半年後、必要性から老犬介護スーツも3着に増えました。

お散歩で足腰を鍛えていたつもりでしたが、やはり寄る年波には勝てずサーフの筋力は更に弱っていくのでした。

 

激ヤセのため、ハーネスもブカブカになった

f:id:tamasurf:20200716104828j:plain

体重max30kg→17kgに・・・ 特に足腰が痩せてしまった。

 

しかしです。こんな状態でもサーフは歩くのが大好きで、ハーネスで腰を持ち上げると嬉しそうに歩き回るのです。

この頃は毎週土日は車で少し遠くへ行き、少し長めのお散歩をしていた

 

痴呆症が始まってから表情に乏しいサーフなのですが、広々したところに行くと明らかに喜んでいるのが分かります。

しかし、においを嗅ぐこともなく、ほとんど徘徊に近い歩きです。

一時は収まっていた痴呆症の特徴であるグルグル回りがまた始まりました。

飼い主が老犬介護ベストの持ち手で方向転換したり、体を添わせてサーフを押しながら軌道修正します。

 

ひとりでオシッコもできる

以下の動画はサーフの放尿シーンありなので、見たくない方はとばしてください。

腰を上げられなくなってヨチヨチ歩き、そして座ったら立ち上がれない

 

老犬介護パンツで後ろ足と腰を持ち上げて介助する場面と、1人で歩く場面を比較するため、この動画を撮りました。

老犬介護パンツで持ち上げないと腰が下がり、ヨチヨチ歩きになってしまいます。

へたり込むと「早く腰を持ち上げてちょうだい」という表情を見せます。

あっ、それと「1人でオシッコが出来る」と言いましたが、本当はオシッコ中も持ち上げた方が足腰への負担は少ないです。

それから、ウンチの時は更にキツイ姿勢なので、言うまでもなく持ち上げてやった方が安全です。

排泄物を踏んでしまわないためにもね。

老犬介護ハーネスが欠かせない毎日

 f:id:tamasurf:20200716100424j:plain

庭に出てルーティーンの日光浴。半日蔭なのは歳のせい?

 

この頃、朝晩は近くの公園にお散歩、庭に出るのは1日5回ぐらいで、あとはお部屋で過ごしていました。

2番目の動画の一番最後、家に上がる時に両方のハーネスを持って介助しているシーンがちょっとだけあります。

家と庭の段差が大きいのですが、スロープを付けないでいられたのは、

老犬介護スーツのお陰だと思っています。

 ご飯の時間

奇妙な食事スタイル①
 
サーフの食卓は小さい時から階段の1段目でした。
立って食べられなくなってから、小学校低学年用のイスに座って食べていました。
後ろ足の位置が安定するみたいなんです。
しかしこの後、お尻がずり落ちるようになってしまいました。
 
奇妙な食事スタイル②
 
前にずり落ちるようになったので、椅子の背とパンツの持ち手をゴム紐とフックで
繋いであげました。↑見えにくいですが、ずり落ち防止になっています。
この方法だと付きっ切りで食べさせなくてよいので助かりました。
 

老犬介護ハーネスを2人で持つ

 
長散歩の時、海が見える場所に行きたいので駐車場から少し歩きます。
サーフの歩みがゆっくりなので、2人で歩かせてみました。
すると、とても安定して歩きやすいことがわかりました。
この場合、人間は愛犬の左右に立って、前、又は後ろの持ち手を持ちます。
前の方が断然重いので、力のある人が前担当です。
サーフは筋力低下でヘロヘロなので、体重の半分くらいは飼い主が負担するのです。
道行く人から「大変だね、頑張って」などと声をかけられ、励まされます。
 

ラクで楽しい「老犬介護生活」

老犬サーフの要介護度が「もう1段階上がったなあ」と感じたころ、「どうすれば愛犬も飼い主もラクに楽しくに過ごせるだろう」と模索していました。
なかなか難しいことなので、とにかく体と脳に刺激を与えるために外へ連れ出そうとした日々です。
それが「寝たきり」にならないためには一番良いと信じていました。
そのために、老犬介護スーツが必要不可欠なものになったのです。
★老犬介護ハーネスの販売はコチラ↓
「老犬介護kenken」→  https://kenken1224.thebase.in