犬滑る床、敵はフローリングに有り!
忙しい朝の1分間ブレイクタイムとして、フジテレビの「今日のわんこ」 は、26年も続いている人気コーナーです。
「カワイイわんちゃんがカワイイことをする」そのお宅の床は、きれいなフローリングが多いです。
でもちょっと待って! その床、フローリングにそっくりなクッションフロアかも知れません。
この2つの差はワンちゃんにとって大きな差があるんです。
犬の肉球は外用?
若い犬の肉球:しっとりしていて、粒々がはっきりしている
天然素材のフローリングは素足に肌触り最高! 大好きなんですが…
フローリングの床は犬にとって滑りやすさ No.ワン!!
そりゃあそうですよ。
犬が外飼いや、野生だったころは足が滑るなんてことはそんなに無かったでしょうから。
土や草が無い室内だと、床材の種類によっては滑ってしまう危険を常にはらんでいるのです。
敵はフローリングにあり
我が家の老犬サーフの肉球:乾燥して固くなり、毛も伸びている
足の裏毛をCUTして、滑りは少しマシになった
犬が滑ると足腰に負担がかかると言われています。
我が家の老犬サーフ(5年前に亡くなった)もフローリングの上では立ち上がりに苦戦していました。
老犬になって筋力が弱る・肉球が乾燥して固くなっている・加えて足の裏の毛が伸びていると、特に滑り易いのです。
滑り止め用品を調べてみた
クッションフロアを全面に貼るとこんな感じ
愛犬の室内飼いが増える中で、多くの滑り止め製品が出回っています。
- 肉球の保湿・滑り止めクリーム
- 防滑と足の保護のための靴と靴下
- 床の張替え→価格はピンからキリまで
- フローリングの床に滑り止め加工をする
- マットやシート、クッションフロアーを敷く
1.の保湿クリームは老犬サーフに使ったことがありましす。
サーフの場合カサカサ過ぎるのか、しっとりの持続時間が短すぎて使えなかったです。
2.の靴や靴下は、たくさんの商品が出回っています。
とても可愛くファッショナブルな上、効果もあるようです。
わたし的には、室内でずっと靴? 4本足なので着脱が面倒だ、という感想です。
3.はもちろん一番良いでしょうが、かなり高価です。
4.は、市販のワックスを塗る(※塗り替えが面倒)、プロのコーティング加工(※コストが高い)のでイマイチ。 と、文句ばかり言っております。
我が家の場合、床の張替え予定は無かったので老犬サーフ用に 5.の「マットやシートを敷く」で対策することにしました。
敷物の選択条件は、滑りにくい・低価格・移動可能・洗い易いです。
私が用意したもの
●クッションフロア
薄いクッションフロア:フローリングよりは滑らない
今回調べたら、クッションフロアには たくさんの種類があるのです。
クッション性が高い~低い、表面の柄は種類が多く、質感もサラリとしたものからザラザラ感があるものまで色々あります。
そしてズバリ、犬の滑り止め用のものがあるのです。(※少し高価ではあります)
店舗用から家庭用まで、切り貼りが簡単で安価なのが人気なのだとか。
欠点としては、傷ついたら直せない、家具を置いたらへこむなど。
うちでは、このクッションフロアを固定せずに敷くだけで使いました。
老犬サーフの通り道に敷いておいて、時々拭いたり、干したりしてました。
ロールで売っているので、広さに合わせてホームセンターでCUT購入できます。
●小さいカーペット
老犬サーフの活動範囲に敷いておいた
百均で、約 70cm×50cm/100円
滑り止めにはとても良く、動かしたり洗ったりが簡単です。
犬がもがくとめくれるので、裏側に軽くガムテープを貼って繋げて使いました。
●ジョイントマット
邪魔な部分は切って使用、5年前まで使用していた。汚くてスミマセン!
百均で、30cm×30cm/100円
水にも強く洗うのも楽で、ホースでジャーっと流せます。
片付け・収納も簡単! 本当は室内用ですが、我が家では玄関から門までのタイルの上に敷いていました。
屋外で使うと傷みが激しいです。
用を成すには30枚ぐらい必要でした。
我が家の場合、諸事情から“敷く敷く作戦”で行きましたが、 この先もワンちゃんを飼っていく予定の方、リフォームを予定している方は思い切って滑り止め効果のある床材に変えるのも良いと思います。
KENKENの老犬介護ハーネス
老犬の立ち上がり、歩行補助には「老犬介護ハーネス」がお役に立ちます。
滑り止めをしてもなかなか立ち上がれないワンちゃんの場合は、「老犬介護ハーネス・パンツ」 を是非お試し下さい。
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