犬と歩こう in OKINAWA

愛犬と沖縄に37年の過去と現在

キャンプでウミガメと遭遇!

数年前、県内のアウトドアショップのツアーに参加して「アオウミガメ」に遭遇した時のお話です。人間たちは“感動の極み”だったのですが、ウミガメにとっては「あらら、見物人が多いわ、今日はあきらめて帰ろうかなぁ」という心境だったに違いありません。

 

 目次 

 

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産卵はまだしていない

楽々ラクチンなキャンプ

冒頭のキャンプツアーは毎年7月の「伊平屋まつり」に時期を合わせ、キャンプと祭りをダブルで楽しめる企画なのです。※今年は時期をずらしたらしいですが。

本島北部で犬遊ばせの為のワイルドなキャンプをしていた私たちにとって、このキャンプは「テント設営なし、食事準備なし、シャワーとトイレあり」の楽~なキャンプなのでした。 ただし、犬連れは禁止!!!

その時、我が家には犬が1匹もいなかったのでこのツアーに参加できたのでした。

 

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到着したらすでにテントが設営済み

 

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食事と飲み物はスタッフが用意

 

「何もしない、何も考えない」を楽しむ

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ハーリー大会

 

ショップの行事を見たり(参加しない)、貸自転車で散歩したり、祭りを見たり、

ケラマブルーやサンセットに感動したり…、普段には無いゆったりした時間を満喫したのでした。

 早朝、ウミガメに遭遇

テントの中は夜中も暑くて、あまり眠れません。

日の出とともにビーチに行ってみると、すでに人々が来ていて、皆で何かを見ているのです。

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大きなウミガメ、自分で掘った大きな穴の中で少し疲れている様子

 

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頭部が小さいのでアオウミガメだと思う、あまり動かない

 

「静かにー、静かにー」「あまり近づかないで」などと言い合いながらも、いつの間にかすぐそばに来る人間たちです。

カメさんは見られるのが嫌なのか、「どっしようかなー」と思案中😕

そこで、急いで朝食をとり、急いでカメの現場に戻りました。

ウミガメが海に帰る

カメラを持って現場に戻ると、動かなかったアオウミガメが海に向かってノシノシ移動中でした。

アオウミガメはゆっくりしか動けないので、海に戻る様子の連続写真が撮れました。

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水に浸かって「ホッ」とした瞬間

 

一生の内、ほんの少しの時間だけ産卵のために上陸するウミガメの母さん。

そんな奇跡的な出会いに感謝です。

産卵できなくて「どうなるんだろう」と心配しましたが、帰ってから調べてみると、ウミガメは数回上陸してくるとのことでホッとしました。

「ウミガメさん、近づきすぎてごめんねー、今度は土日を避けてね!」

アオウミガメの目はゲンゴロウを張り付けたように黒くつやつやと水分を湛え、とてもかわいかったのです。

おまけの自虐ネタ「SUP」で遭難?

ショップの行事で「サップ講習会」というのがありました。

前から挑戦してみたかったのでしたが、時間を間違えてしまい行ってみたらもう終わるところでした。

仕方なくSUPを借りて自分で練習してみました。

※この時点で、スタッフは私がSUPの経験者だと思っていたみたいです。

SUPの初体験、とてもバランスがとれないので正座スタイルでパドルを漕いでいたのですが、さっぱり進めません。

もがいているうちにいつの間にかだいぶ流されていたみたいで、野甫島(※伊平屋島の南端にある小島)へ渡る大橋の下まで来てしまいました。

流されたと言っても、ビーチづたいだったので陸はすぐそこなのです。

やがて、危なそうな私に助け船が来ました。島の漁船です。

「こんな所で何してる!ここは島と島の間の流れが速いところで、危険だからよ」

「でも、陸がすぐ近くだから」

「あんたのその感じが危ない、はやく船に乗って!」

とやりとりがあり、乗せてもらうことにしましたが・・・

漁船の縁は私の肩の高さなので、どうもがいても乗れませんでした。

漁師さんは「んもうー」と言いながら、私をつかんで船に引き上げたのでした。

その時、私はマグロ状態😩

 

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懸垂で上がれないの図

 

漁師さんがビーチに私を連れ帰ってくれました。

「うわぁー、こっそり戻りたかったのに、皆に見られてしまった😩」

しかし、遠くへ流されて漂流するかも知れなかったのだから、恥ずかしいより「ぬちどぅ宝」漁師さんに感謝感謝ありがとう、です。

これはプチ遭難でしょうかね?