犬と歩こう in OKINAWA

愛犬と沖縄に37年の過去と現在

小粒なトーマーミご飯がおいしい

トーマーミ

沖縄の春はトーマーミが実る季節です。

トーマーミとは沖縄の方言でソラマメのこと。

本土の一寸ソラマメの半分ぐらいの大きさですが、風味はしっかり有っておいしいのです。

このトーマーミのこと、ベテランハルサー(畑人)のSさんが「伊江島では豚のエサだったよー」 と言っており、大事に育てている私たちは「あれまっ!」と思ったのでした。

そんなトーマーミが今年も一斉にたくさん実ったので「トーマーミご飯」を作ってみました。

 

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もう少しで収穫のトーマーミ

 

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大きさ比較・上がトーマーミのむいたもの、右がキヌサヤ、左がインゲン豆

 

私たちは読谷村営の貸し農園で「頑張らない野菜作り」をしています。

…と言えばカッコいいですが、実は「頑張れない野菜作り」の方が当たっています。

そんな中、私たちは3年続けて大・大・大好きな一寸ソラマメの栽培に失敗しているのです😩

「頑張れない野菜作り」なのだから仕方ないか😕

今年もせっかく咲いた花が黒ずんで結実しない… 「種が売っているんだから、沖縄でも実るかも」と試行錯誤したけれど、やはり寒さが足りないのでしょうか。

ましてや、地球温暖化の昨今なので・・・と、 あきらめかけていた今年の春、一寸ソラマメを一発で実らせている方がいたのです。

「キーッ、くやしい😠」と思いましたが、気を取り直して「栽培のコツ」をこの方に習って、 来年に再挑戦しようと思いました。

トーマーミご飯

一寸ソラマメはまだまだですが、トーマーミは毎年たくさん実ります。 今年も余るほど実ったので、「トーマーミご飯」を作ってみました。

 

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トーマーミの皮付きナマ

 

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湯がいて皮をむいたもの

 

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出来上がり! 豆の大きさが丁度良い、頑張ってむいた甲斐がある

 

 

 材料

お米2合

トーマーミ 湯がいて皮をむいて、塩を少々ふっておく 量はお好みで

調味料:料理酒 適宜、 根コブダシ(粉末でも可) 適宜、 塩 1つまみ

 

作り方

洗って水を切ったお米をお釜に入れ、調味料を入れます。

水加減し、普段通りに炊き上げます。

ご飯が炊けたら、茹でて皮をむいたトーマーミを入れて混ぜます。

終わり 簡単でしょ😋

 

豆を後入れするのは、一緒に炊き込むとドロドロになってしまうからです。かといって皮つきだと少し固いのです。※小さいソラ豆の皮むきは、地味に手がかかった~!

 

主張しないトーマーミご飯

「トーマーミご飯のバター入り」も作ってみたのですが、それもおいしかったです。

しかし私はシンプルに豆だけ、豆と日本酒の香りだけで、ご飯が白くて豆の黄緑色がきれいな方が好みです。

あまり主張しないところが良いのです。もう一品欲しい時にご飯がトーマーミご飯だったら嬉しいじゃあないですか🤗

読谷村産そら豆みそ

この時期、読谷村ではあちこちの畑でたくさんのトーマーミが風にそよいでいるのを見かけます。

昔から村産のソラマメで作る「ソラマメ味噌」というのが有るそうで、私も市場で見たことがあります。濃い目の色の味噌に何やら大きい粒々が見えましたよ。

普通、味噌を作るときは米麹や麦麹を使いますが、「ソラマメ味噌」は麹をソラマメで作るのだとか。 う~ん、味噌+ソラマメの味と香りなのかなぁ🤔

私の脳が味覚の記憶を総動員して、未知の味を組み立てようとしています。

このソラマメ味噌、ココ読谷村独特のものだそうで村民としては是非食してみたいと思っています。